ボーイングのケリー・オルトバーグ社長兼CEO(最高経営責任者)は現地時間5月27日、737 MAXの月産レートを数カ月以内に引き上げる見通しを示した。現在は月産42機で、増産後は47機となる。ボーイングは737 MAXの新生産ラインを今夏から稼働し、単通路機の生産能力を拡大させる。

数カ月以内に増産する見通しの737 MAX=16年1月29日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
オルトバーグ社長は増産について、FAA(米国連邦航空局)の最終審査後に月産47機体制へ移行するとし、「すでに軌道に乗っており、今後数カ月以内に目標を達成できる見込み」と述べた。
ボーイングは、737 MAXの新生産ライン「North Line(ノースライン)」をワシントン州シアトル近郊のエバレット工場内に設け、今夏から稼働させる。エバレット工場での737製造は初めてで、737 MAXの全モデルに対応する。
当面は737-8(737 MAX 8)、737-9(737 MAX 9)、型式証明の取得を待つ737-10(737 MAX 10)の製造に注力する。生産工程はレントン工場の737製造プロセスを基本的に踏襲するが、新設備「737ウイング・トランスポート・ツール(737 Wing Transport Tool)」を導入し、一部が完成した主翼をエバレット工場の最終組立工程へ搬送する。
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