道内7空港を運営する北海道エアポート(HAP)は4月27日、新千歳空港にシェアオフィスを8月に開設すると発表した。同空港周辺に半導体関連産業の進出が活発化していることから、空港を「移動の場」から「滞在価値のある場」へと進化させ、ビジネス応需体制の強化を進める。このほか帯広・釧路・女満別の道東3空港に、個室型ワークブース「テレキューブ」も開設。増加するリモートワークなど、変化する働き方に対応する。

新千歳空港に開業するシェアオフィス「RISE GATE NEW CHITOSE AIRPORT」のエントランス(イメージ、CCC提供)
—記事の概要—
・北海道進出時“最初の拠点”に
・道東3空港に「テレキューブ」
北海道進出時“最初の拠点”に
開業するシェアオフィス「RISE GATE NEW CHITOSE AIRPORT」は、新千歳空港の国内線ターミナル3階に開設。三井不動産(8801)の法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」と、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC、横浜市)の時間制カフェ・ラウンジ「SHARE LOUNGE」の共同店舗としてオープンし、三井不動産が設立した半導体関連の一般社団法人「RISE-A」の会員に提供する。
シェアオフィスは登記可能で、1-11席規模のサービスオフィス(セットアップオフィス)として整備。半導体関連企業が北海道進出時の“最初の拠点”として活用できるようにする。
新千歳空港がある千歳市には、半導体素子や集積回路などの電子部品を開発するRapidus(ラピダス、東京・千代田区)が進出。企業の出張・往来や短期プロジェクトの立ち上げ、拠点開設の動きが活発化していることから、シェアオフィスを“北海道進出の玄関口”として整備する。

新千歳空港に開業するシェアオフィス「RISE GATE NEW CHITOSE AIRPORT」のイベントスペース(イメージ、CCC提供)
道東3空港に「テレキューブ」
個室型ワークブース「テレキューブ」は、道東3空港に2台ずつ設置。帯広と釧路は4月23日に、女満別は同24日にオープンし、帯広と釧路はそれぞれ旅客ターミナル3階に、女満別はターミナル1階に設けた。
テレキューブを提供するテレキューブサービス(東京・永田町)のサイトで会員登録し、予約後に利用する。
3空港への展開により、テレキューブはHAPが運営する7空港のうち、稚内空港を除く6空港で利用できるようになった。

道東3空港に設置したテレキューブ。(左から)帯広、釧路、女満別の各空港(HAPの資料から)
関連リンク
北海道エアポート [1]
新千歳空港 [2]
帯広空港 [3]
釧路空港 [4]
女満別空港 [5]
三井不動産 [6]
カルチュア・コンビニエンス・クラブ [7]
RISE-A [8]
テレキューブ [9]
・新千歳空港、6/1から国際線保安サービス料 函館・旭川も施設使用料 [10](26年3月3日)
・羽田空港、2タミに個室型ワークブース 一般エリアに「テレキューブ」 [11](24年4月15日)
・広島空港、個室型ワークブース導入 中四国初「テレキューブ」 [12](23年2月16日)
・JAL、羽田ラウンジにWeb会議エリア試験導入 DPは個室用意 [13](22年5月14日)
・ANA、羽田空港ラウンジにWeb会議用個室 上級会員向けに試験導入 [14](21年10月11日)