世界の航空会社などが加盟するIATA(国際航空運送協会)は現地時間4月17日、ジェット燃料不足の可能性に関する声明を発表し、5月末までに欧州でも燃料不足による一部欠航が生じ始める可能性があるとした。アジアの一部では、すでに同様の事象が起きているという。

IATAのウォルシュ事務総長=25年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
IATAのウィリー・ウォルシュ事務総長は、IEA(国際エネルギー機関)が示したジェット燃料不足の可能性に関する評価について「憂慮すべき内容」と指摘。代替となる供給ルートの確保に向けて可能な限り対応するとともに、燃料の配給制が必要になる場合に備え、各国当局は発着枠の救済措置(スロットリリーフ)を含む対応計画を関係者に十分周知し、関係機関で調整しておく必要があると訴えた。
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