IATA(国際航空運送協会)は現地時間5月2日、3月の世界旅客輸送実績を発表した。有償旅客が搭乗して飛行した距離を示すRPK(有償旅客キロ)の伸び率が前年同月比で7.6%増、貨物はFTK(貨物トン・キロ)の伸び率が同0.3%増になった。また、総旅客輸送容量は前年同月比4.4%増で、ロードファクター(座席利用率、L/F)は2.4ポイント増の78.3%だったが、貨物輸送容量は同1.7%増にとどまった。
燃油費が平均運航コストの34%を占めていることからIATAでは原油高による需要減を警戒=12年2月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国際線旅客市場
世界全体の国際線旅客市場は、RPK伸び率が