ユナイテッド航空(UAL/UA)は現地時間4月3日、ビジネスクラスなど上級クラスの運賃を3段階化すると発表した。最安運賃では、ビジネスクラスでも最上位ラウンジは使えない。

上級クラスの運賃を3段階化するユナイテッド航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
新たに導入するのは「Base(ベース)」「Standard(スタンダード)」「Flexible(フレキシブル)」の3種類。長距離国際線や米国内の大陸横断路線、一部ハワイ路線のビジネスクラス「ユナイテッド・ポラリス」とプレミアムエコノミー「ユナイテッド・プレミアムプラス」が対象で、4月から一部路線で始め、年内に順次広げる。ウェブサイトとモバイルアプリの予約画面も、各運賃に含まれる内容を比較しやすいよう見直した。
ビジネスクラスのBaseは、座席指定が有料で、受託手荷物は1個、便の変更や払い戻し、アップグレードはできない。ラウンジは「ユナイテッド・クラブ」のみ使える。StandardとFlexibleは座席指定込みで、受託手荷物は2個。便の変更もでき、ポラリス・ラウンジも利用できる。払い戻しはStandardがトラベルクレジット、Flexibleが全額払い戻しとなる。
ビジネスクラスのStandardとFlexibleは、有料で「ユナイテッド・ポラリス・スタジオ」へのアップグレードも選べる。一部の米国内大陸横断路線と、ハワイ路線のうちニューヨーク(ニューアーク)、ワシントンD.C.、シカゴの各線では、前方客室を「ユナイテッド・ポラリス」として販売し、StandardかFlexibleを購入した利用者は、ポラリス・ラウンジも使える。

ユナイテッド航空のビジネスクラス(同社提供)
プレミアムプラスも3段階化する。Baseは座席指定が有料で、受託手荷物は1個、便の変更やアップグレード、払い戻しはできない。StandardとFlexibleは座席指定込みで、受託手荷物は2個。便の変更ができ、現金やマイル、PlusPointsによるアップグレードも可能になる。払い戻しはStandardがトラベルクレジット、Flexibleが全額払い戻しとなる。
米国内線や短距離国際線、長距離国際線エコノミーのBasic、Standard、Flexibleは、含まれる内容に変更はない。予約画面での表示を分かりやすくするにとどめる。

ユナイテッド航空のビジネスクラス「ポラリス」の運賃比較表(同社提供)

ユナイテッド航空のプレミアムエコノミー「プレミアムプラス」の運賃比較表(同社提供)
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