中東情勢の先行きが見通しにくく、航空燃料価格の高止まりが続く中、日本航空(JAL/JL、9201)の鳥取三津子社長は、国際線の燃油サーチャージ引き上げ検討に言及した。航空燃料「ケロシン」の価格が1バレル200ドル超の水準で4月も推移した場合「1カ月で約300億円の費用増になる」との試算も示し、国内線も2027年春ごろのサーチャージ導入を計画している。
羽田空港の格納庫で開かれた入社式後取材に応じるJALの鳥取三津子社長=26年4月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
鳥取社長は4月1日、国際線サーチャージは6月以降の適用分からテーブル引き上げの申請を検討していると説明した。国内線は2027年3月から4月ごろの導入を計画しており、前倒しは「もし前倒しするのであれば早めにお知らせしなければならないが、まだ予定は立っていない」と述べ、計画通りの時期になる見通しだ。
ケロシンの価格は、情勢悪化前の2月平均に比べて