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空港施設、羽田でStarlink試験運用 航空会社などにバックアップ回線

 羽田空港の格納庫など施設運営を手掛ける空港施設(8864)は、羽田空港内で米スペースXの衛星通信「Starlink(スターリンク)」の法人向けサービス「Starlink Business」の試験運用を始めた。航空会社などの入居企業に通信障害時のバックアップ回線として提供し、自然災害や光回線断など非常時に備える。

空港施設が羽田空港で試験運用を始めたStarlink Businessのアンテナ(空港施設提供)

空港施設が羽田空港で試験運用を始めたStarlink Businessのアンテナ(空港施設提供)

 地上回線に支障が生じた際は、非常用回線として活用する。運航管理や業務連絡など、災害時や非常時でも業務継続に必要な通信を確保し、空港内の通信インフラ強化につなげる。

 対象は、航空会社を含む同社の共用IPネットワーク利用企業。一般旅客向けの提供は想定しておらず、業務用通信のバックアップに充てる。

 Starlink Businessは低軌道衛星を活用した通信サービスで、地上インフラの影響を受けにくい。従来の光ケーブルに衛星通信を組み合わせ、通信手段を多重化することで、BCP対策を進める。

 同社によると、国内の空港で衛星通信を活用する事例は少ないという。本格運用に向けて試験運用を進める。

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