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JAL、情報流出なし 委託先がデータ削除=手荷物配送予約システム問題

 日本航空(JAL/JL、9201)は2月17日、システム障害と不審なアクセス形跡が確認された「手荷物当日配送サービス」の予約システムについて、第三者による不正アクセスではなく、委託先社員による人為的なデータ削除・変更が原因だったと発表した。今回のトラブルによる顧客情報の外部流出はなかったことから、中止していた当該サービスを20日午前10時から再開する。

手荷物配送予約システム障害で情報流出がなかったJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALによると、外部専門機関による調査の結果、システム保守運営の委託先社員が維持管理作業中に誤ってデータを消去したという。誤操作の発覚を恐れた当該の委託社員が、システムへのアクセス記録(ログ)からデータの誤消去に関係する記録を削除・変更したことで障害が発生。外部からの不正アクセスはなかった。

 対象となったのは、2024年7月10日以降に同サービスを予約・利用した利用者約2万8000人で、当該客には登録のメールアドレスにお詫びと今後の対応に関する案内を順次送付する。JALは今回のトラブルについて、「お客さまと関係の皆さまに、ご心配をおかけしましたことを心よりお詫び申し上げる」と陳謝。今後は委託先への管理体制や作業承認フローを強化し、再発防止に努めるとしている。

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