- Aviation Wire - https://www.aviationwire.jp -

ロッキード・マーチンと富士通、SPY-7電源ユニット初契約 海自イージス艦向け

 ロッキード・マーチンと富士通(6702)は、海上自衛隊のイージス・システム搭載艦(ASEV)向けに採用されたレーダー「SPY-7」の電源ユニット「PS LRU(Power Supply Line Replaceable Unit)」について、初の購入契約を締結したと2月12日に発表した。2025年5月に結んだ供給合意に基づくもので、SPY-7の量産・供給が本格化する節目となる。

SPY-7向け電源ユニットの契約を結ぶ富士通の宮崎健一郎ナショナルセキュリティ事業本部長とロッキード・マーチンWilliam L Blair副社長兼アジア・インド地域最高経営責任者(富士通提供)

 PS LRUは、SPY-7のサブアレイを支える電源ユニットで、富士通が製造と供給を担う。今回の契約で、日本国内での生産体制やライフサイクル支援の枠組みを強化し、海自向けイージス・システム搭載艦の装備品を安定的に供給できる体制を整える。

 両社は2025年5月に、SPY-7用サブアレイ・スイートの電源ユニットに関する供給合意を締結し、富士通をサプライヤーに選定。今月2日には、量子コンピューティングや高度なセンシングとリアルタイムデータ融合によるエッジコンピューティング、AI(人工知能)と機械学習、高度マイクロエレクトロニクス、マルチドメイン次世代ネットワークソリューションといった分野で、軍民両用(デュアルユース)技術の開発を加速させる覚書(MoU)にも合意している。

関連リンク
Lockheed Martin [1]
富士通 [2]

F-35の中央胴体、1500機到達 AR/VRで組立時間35%短縮 [3](26年1月13日)
F-35、25年は過去最多191機納入 ポーランドで露ドローン撃墜も [4](26年1月8日)