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新機材A350、CAは自社施設で訓練可 シミュレーターは“間借り” 特集・アシアナ統合控えた大韓航空のいま

 韓国現地取材 [1]の最終回。韓進(ハンジン)グループ傘下の大韓航空(KAL/KE)は、アシアナ航空(AAR/OZ)との企業統合を12月をめどに完了する見通し。企業統合の一環として、大韓航空はこれまで保有していなかったエアバスA350型機も新たに導入し、2025年1月に就航させている(関連記事 [2])。アシアナが保有する新機材を大韓航空でも導入することで、統合への準備が着々と進む。

関空を出発する大韓航空のA350-900(資料写真)=25年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 A350の導入により、客室乗務員(CA)の訓練施設は新機材への対応を済ませた。一方でパイロットが訓練するFFS(フルフライトシミュレーター)は、アシアナのものを活用する。両職種の訓練施設を現地取材した。

大韓航空のCAが訓練するA350のドアトレーナー=25年11月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

—記事の概要—
多国籍構成のCA訓練生
FFSは8機種12基
*写真は35枚(資料写真含む)。

多国籍構成のCA訓練生

 CAの訓練施設はソウル・金浦空港近くにあり、ドア操作や緊急脱出などを訓練する「ドアトレーナー」は最新機種のA350を含め、大韓航空が保有する全