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空自、すしざんまい社長が退職隊員の再就職支援CM「原点は自衛隊」

 航空自衛隊は、早期退職航空自衛官の再就職支援CM「航空自衛官を採用しよう!」を制作し、OBですしチェーン「すしざんまい」を運営する喜代村(東京・築地)の木村清社長を起用した。

空自の動画「航空自衛官を採用しよう!」に出演する喜代村の木村社長(同隊YouTubeから)

 動画はYouTubeの「航空自衛隊チャンネル」に公開。喜代村のウェブサイトによると、木村社長は1968年に15才で空自第4術科学校生徒隊に入隊し、1974年に5年9カ月で退官した。1985年に同社を設立し、2001年にすしざんまい本店を築地場外にオープンした。

 空自では、大半の自衛官が若年定年制により55-58歳で、任期制では20-30歳代で自衛隊を去ることから、退職自衛官の再就職を支援している。木村社長は「僕の原点は自衛隊」と、実業家になった今も、自らの基礎は自衛隊時代に育まれたと動画で力説している。

 幕僚監部や司令部に勤務した幹部は管理職、上級空曹を務めた准曹は現場のグループリーダーなどの監督者、任期制で21歳から35歳前後で自衛隊を離れる隊員は実務者として、強い責任感や階級に応じた指導力と実行力、職務ごとに身につけた高い技術を民間企業で役立てるとして、空自では退職自衛官の採用を企業の人事・採用担当者に呼びかけている。

関連リンク
航空自衛官を採用しよう! [1](空自YouTube)
退職者雇用 [2](航空自衛隊)
すしざんまい [3]

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