タイ国際航空(THA/TG)は、エアバスA321neoの同社向け初号機(登録記号HS-TOA)を受領した。初便は現地時間2026年1月22日のバンコク-シンガポール線を予定している。

タイ国際航空のA321neo初号機(同社サイトから)
「輝かしい光」を意味する「Boworrangsee(ボウォンランシー)」と名づけられた初号機は、12月23日に受領。アイルランドの航空機リース大手エアキャップ(AerCap)からのリース機で、契約した新造機10機のうちの1機目となり、残る9機は2028年にかけて順次引き渡される見込み。
A321neoの導入により、座席あたりのCO2(二酸化炭素)排出量を最大20%削減できるほか、アジア太平洋地域のネットワーク強化に活用する。

タイ国際航空のA321neo初号機(同社サイトから)

タイ国際航空のA321neo初号機(同社サイトから)

タイ国際航空のA321neoのビジネスクラス(同社サイトから)

タイ国際航空のA321neoの機内(同社サイトから)
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