中部空港(セントレア)を運営する中部国際空港会社(CJIAC)は12月22日、年末年始期間の国際線予約状況を発表した。予約数は出発・到着合計で13万7651人で、前年同期比5%減(19年同期比38%減)となる。ピークは出発が12月27日、到着は2026年1月3日となる見通し。対象期間は26日から1月4日までの10日間。

年末年始に前年同期比5%減の国際線利用を見込む中部空港(資料写真)=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
出発・到着する旅客の内訳は、出発が4%減(19年比36%減)の7万1856人、到着が5%増(40%減)の6万5795人で、コロナ前の6割程度の回復にとどまる見通し。出発の第1ピークを迎える27日は8180人、到着ピークの3日は8005人と予測している。
方面別の予約数は、最多が台湾・香港で2万3218人。東南アジアの2万220人、韓国の1万9417人が続くという。
年末年始の国際線旅客便は403便(往復)運航。このうち定期便は396便、臨時便・チャーター便は7便となる。
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