フィリピン航空(PAL/PR)は現地時間12月20日、エアバスA350-1000型機の同社向け初号機(登録記号RP-C3510)を受領したと発表した。東南アジア初の同型機で、マニラから米国東海岸とカナダを含む北米への直行便に投入する。

A350-1000初号機の受領を祝うフィリピン航空のスタッフら(同社提供)
同社のA350-1000は3クラス382席で、ビジネス42席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー316席。機材拡充の一環として初号機を含め9機導入する。初号機は同日午後4時43分に、拠点とするマニラのニノイ・アキノ国際空港に到着した。
フィリピン航空は標準型のA350-900を2機導入済みで、座席数は3クラス295席(ビジネス30席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー241席)となっている。

マニラに到着したフィリピン航空のA350-1000初号機(同社提供)

フィリピン航空のA350-1000シートマップ(同社サイトから)

フィリピン航空のA350-1000ビジネスクラス(同社サイトから)

フィリピン航空のA350-1000プレミアムエコノミー(同社サイトから)

フィリピン航空のA350-1000エコノミー(同社サイトから)
関連リンク
A350-1000 in the Philippines [1]
Philippine Airlines [2]
Airbus [3]
・フィリピン航空、A350-1000を9機発注 北米路線に [4](23年6月21日)