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エールフランス航空、A380羽田乗り入れに意欲

 3月30日から羽田路線を開設するエールフランス航空(AFR)は12日、都内で開いた説明会で日本市場の動向などを報告した。為替が円安基調にあることで日本での事業に影響が見られる反面、業務渡航が増加傾向にあることを明らかにした。また、現在は許可されていない羽田へのエアバスA380型機の昼間の乗り入れについても、将来的な実現に意欲を示した。

A380の羽田就航にも意欲を示すエールフランス航空のアレクサンドル氏=3月12日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 2013年の日本市場の旅客数は年間120万人。前年比で1割増加した。また、乗客の7割から8割が日本人で、福岡便は9割に達するという。AFR・KLMオランダ航空(KLM)の旅客営業・マーケティング部門最高責任者のパトリック・アレクサンドル氏は、「2020年の東京オリンピックでは、旅客流動が増加することを期待している」と述べた。

 AFRは夏ダイヤで、羽田から朝と夜に1便ずつ、成田から昼に1便の計3便を運航。羽田のメリットについて、AFR・KLMのコマーシャル・マーケティング担当上級副社長のピーター・ボーツマ氏は、