成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)の2025年4-9月期(26年3月期第2四半期)連結決算は、純利益が前年同期比19.0%減の158億円で、中間期としては3期連続の黒字だったものの、減益となった。
4-9月期は3期連続の黒字となった成田空港=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
営業収益は6.4%増の1358億円、営業利益は1.4%減の225億円、経常利益は2.6%減の214億円だった。国際線旅客便の新規就航や増便などにより、営業収益は上期として民営化以降の最高値を更新。5期連続で増収となった。
2026年3月期通期予想は据え置いた。
—記事の概要—
・25年4-9月期
・26年3月期予想
25年4-9月期
4-9月期の国際線と国内線を合せた総発着回数は前年同期比4.2%増(19年同期比5.9%減)の12万7000回、総旅客数は4.4%増(8.0%減)の2080万人、国際航空貨物量は4.3%増(0.2%増)の102万トンとなった(関連記事 [1])。
セグメント別では、空港運営事業は