エンブラエルは現地時間11月17日、エール・コートジボワール(VRE/HF)からE175型機を受注したと同日に開幕したドバイ航空ショー2025で発表した。最大12機導入し、地域路線の強化を図る。

エール・コートジボワールのE175(イメージ、エンブラエル提供)
12機のうち確定発注は4機で、初号機は2027年前半に納入する。残り8機分追加購入権とした。座席数は2クラス76席で、ビジネスクラスは12席、エコノミークラスは64席設定する。
同社の機材はエアバスA330-900型機(A330neo、4クラス242席:ファースト4席、ビジネス44席、プレミアムエコノミー21席、エコノミー173席)が1機、A319が5機、従来型A320が2機、A320neoが1機。デ・ハビランド・カナダDash 8-400(旧ボンバルディアQ400)型機も4機保有する。
エール・コートジボワールはコートジボワール共和国の国営航空会社。同国の中心都市・アビジャンからブラザビル(コンゴ)やコナクリ(ギニア)、ダカール(セネガル)など周辺各国に乗り入れている。

エール・コートジボワールのE175(イメージ、エンブラエル提供)
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