全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)の2025年4-9月期(26年3月期第2四半期)連結決算(日本基準)は、純利益が前年同期比5.8%減の760億8500万円となり、売上高は同期で過去最高を記録した。通期業績予想は、日本貨物航空(NCA/KZ)の連結子会社化などを反映し、売上高を2兆4800億円、営業利益を2000億円、純利益を1450億円にそれぞれ上方修正した。
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25年4-9月期決算を発表するANAHDの芝田浩二社長=25年10月30日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
4-9月期の売上高は8.3%増の1兆1904億円、営業利益は9.9%減の976億2800万円、経常利益は15.3%減の951億8700万円で増収減益。売上高は第2四半期として過去最高を更新したが、政府からのジェット燃料補助金の減少などが減益要因となった。
営業費用は