全日本空輸(ANA/NH)グループは10月28日、空港で貨物・手荷物の搬送や航空機への搭降載を担当するグランドハンドリングスタッフ(グラハン)の技量を競う「ANAグループグランドハンドリングスキルコンテスト」を伊丹空港のANA格納庫で開いた。今回が2回目となる全国規模でのスキルコンテストで、従来はエリアや会社単位で実施していたが、2024年からは規模を拡大しANAグループ全体のスキル底上げを狙う。第2回の決勝には10空港13社のグラハンが2人1組で出場し、鹿児島空港の宮原知也さん(入社7年目)と青山祐也さん(同6年目)のペアが初優勝した。
ANAグラハンコンテストで優勝が決まり涙をこらえる鹿児島空港の青山さん(中)=25年10月28日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
—記事の概要—
・TT車で狭路バック走行
・「鹿児島空港をいちばんにする」
TT車で狭路バック走行
出場者はコンテナへの荷物積み込みと、専用車両の運転操作技術の2競技に挑戦した。機体下部の貨物室を模したモックアップにセットされたベルト車へ、