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8月の空港定時出発率、日本勢トップ20圏外2カ月連続=英Cirium

 英国のデータ分析会社「シリウム(Cirium)」が公表した、2025年8月の空港別の定時出発率によると、定期便の提供座席数が最も多い「ラージ(大規模)」部門でベンガルール(インド)のケンペゴウダ国際空港がトップとなった。日本勢はラージ部門にランクインなし。前々月の6月は羽田や新千歳など5空港がランクインし好調だったが、8月は7月に続き2カ月連続で低調に終わった。

8月の定時出発率でラージ部門トップ20圏外が2カ月続いた日本勢(写真は羽田空港)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 空港別のデータでは、定期便の提供座席数が多い順に「ラージ(大規模)」「ミディアム(中規模)」「スモール(小規模)」と分類。定刻に対して15分以下の遅延を「定時出発」と定義している。各空港とも予定されていた便に対し、月間の実運航の発着データが80%以上取得できたものを対象とする。

 2024年までは、大規模部門のうちアジアや欧州、北米など3地域以上に運航する空港を、発着規模が最も大きい「グローバル」部門としていたが、今年はカテゴリーから除外した。

—記事の概要—
大規模空港
中規模空港
小規模空港

大規模空港

 大規模空港の「ラージ」部門の首位は、ベンガルールのケンペゴウダ国際空港が獲得。定時出発率は91.26%、運航便数は