アイスランドのLCC(低コスト航空会社)、PLAY航空(FPY/OG)が現地時間9月29日、全便の運航を停止した。同社によると、利用者はEU(欧州連合)の航空旅客権利規則により、一部の権利が適用される可能性があるほか、破産した場合は指定された破産管財人への債権申請が必要になるという。
PLAYのA320neo(同社サイトから)
PLAYによると、他社便を利用するよう呼びかけており、一部の航空会社では今回の事態を受けた救済運賃を提供する可能性があるとしている。
払い戻しについては、クレジットカードで購入した場合は発行会社に問い合わせるよう求めており、欧州経済領域(EEA)内で航空券と宿泊・サービスをセットで手配した乗客には、利用した旅行代理店への連絡を案内している。
PLAYはアイスランドの首都レイキャビクに本社を置き、ケプラヴィーク国際空港を拠点として2021年6月24日に就航。6機のエアバスA320neo(1クラス180席または174席)を運航していた。
8月7日に発表した2025年4-6月期決算は、総収益が