ユナイテッド航空（UAL）は、ボーイング787型機の長胴型787-9を現地時間10月28日からメルボルン－ロサンゼルス直行便に導入する。週6往復の運航を予定している。
ユナイテッド航空の787-8＝13年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ロサンゼルスは同社のハブ空港の1つ。座席数と航続距離が増えた787-9を活用する。座席数はビジネス48席、プレミアムエコノミー63席、エコノミー141席の計252席。「ビジネスファースト」と名付けられたビジネスクラスは、就寝時に1.98メートルの水平なベッドになるフルフラットシートを採用している。
UALは787-8を19機、787-9を26機、787-10を20機の計65機の787を発注済み。日本路線では現在、成田－デンバー線と成田－ロサンゼルス線、関西－サンフランシスコ線に787-8を投入済み。
787-9のローンチカスタマーはニュージーランド航空（ANZ）で、同社へは今年中頃に初号機が引き渡される見通し。日本国内では、全日本空輸（ANA）を傘下に持つANAホールディングス（9202）が30機、日本航空（JAL、9201）が20機発注済み。
関連リンク
ユナイテッド航空 [1]
Boeing [2]
ボーイング・ジャパン [3]