日本航空(JAL/JL、9201)と傘下の商社JALUX(ジャルックス)、東京都ら5者は8月28日、国内航空会社では初となる水素を動力とする電動トーイングカー(けん引車)を、羽田空港の格納庫で報道関係者に公開した。退役済みのトーイングカーを改造したもので、水素トーイングカーは国内初導入となる。実証実験は翌29日からで、都が目指す水素社会の実現をJALグループ全体で取り組んでいく。
JALが実証実験を進める水素を動力とするトーイングカー=25年8月28日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
—記事の概要—
・都の支援事業にJALら採択
・水玉模様のトーイングカー「ぜひ見つけて」
都の支援事業にJALら採択
航空機出発時のプッシュバックや駐機場間の移動に使用するトーイングカーのうち、退役済みの1台を水素をエネルギーとした燃料電池車両に改造して検証する。水素は