羽田空港のターミナルを運営する日本空港ビルデング(9706)は8月21日、第1ターミナルに人気ラーメン店3店舗が25日に同時オープンすると発表した。出店するのは、家系ラーメンの「町田商店」、油そばの「元祖油堂」、生姜醤油ラーメンの「長岡食堂」で、いずれもギフトホールディングス(9279)のブランドとなる。

羽田1タミにオープンするラーメン店(日本空港ビルの資料から)
空ビルによると、町田商店は、濃厚でクリーミーな豚骨スープが特徴の家系ラーメンを提供。スープは豚骨や鶏ガラのダシに醤油ダレを加えた「豚骨醤油ベース」で、麺はモチモチとした食感の中太ストレート麺を使用する。トッピングにはほうれん草、チャーシュー、海苔を基本とし、味の濃さやスープの脂の量、麺のゆで加減の調整に加え、トッピングの追加も可能。卓上には豊富な調味料が備えられ、好みに応じたアレンジが楽しめるという。
元祖油堂は、風味豊かでモッチリとした油そば専用麺が特徴。麺は中華麺専用粉にパスタ粉を配合したもので、大盛や特盛も選択できる。10種類以上の無料調味料や追加トッピングによる味変に加え、黒烏龍茶、ジャスミンティー、デトックスウォーターなどのドリンクバーや、締め用のスープも無料で提供されるという。
長岡食堂は、新潟県長岡市のご当地ラーメンである生姜醤油ラーメンを提供。スープは豚ガラと背脂、上質な鶏ガラを長時間煮込んだ淡麗系で、生姜をたっぷり加えることで深みがありながらもすっきりとした味わいを実現している。喉ごしの良い特製麺と、スープでじっくり煮込んだ旨味の強いチャーシューが特徴で、幅広い層に親しまれる一杯を提供するという。
店舗はいずれも3階の南テラスに出店し、午前10時から午後9時まで営業。ラストオーダーは設けていない。決済方法は、現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済に対応する。
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