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スクート、羽田-シンガポール26年3月就航へ 1日1往復

 シンガポール航空(SIA/SQ)系LCCのスクート(TGW/TR)は8月12日、シンガポール-羽田線を2026年3月1日に開設すると発表した。週7往復(1日1往復)運航する。このほかシンガポール-那覇線の新設や成田・札幌(新千歳)線の増便を計画するなど、日本路線の強化を図る。

羽田-シンガポール線を開設するスクート=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 新設する羽田線は直行便で、羽田を深夜に着発する。運航スケジュールは羽田行きTR800便がシンガポールを午後5時30分に出発し、翌日午前1時に着く。2日が初便のシンガポール行きTR801便は、午前2時15分に羽田を出発し、午前8時30分に到着する。機材はボーイング787-8型機を投入する。

 シンガポール-那覇線も直行便で、12月15日から月曜と水曜、日曜の週3往復運航する。運航スケジュールは、那覇行きTR834便がシンガポールを午前2時15分に出発し、午前8時20分に着く。シンガポール行きTR835便は午前9時20分に那覇を出発し、午後1時45分に到着する。機材はエアバスA321neoを投入する。

 また、既存の日本路線も順次増便。台北(桃園)経由のシンガポール-成田線は10月から段階的に週14往復に、台北経由のシンガポール-札幌(新千歳)線は12月から週7往復となる。新路線の就航により、同社の日本路線は関西線を含めた5路線に拡大し、週45往復運航する。

 このほかの北東アジアや東南アジア、欧州路線も順次増便を予定する。台北線は10月から週28往復、バンコク線は8月から週39往復、ウィーン線は来年3月から週4往復など、各路線で増便を計画し、増加する航空需要に備える。

運航スケジュール
シンガポール-羽田(26年3月1日から)
TR800 シンガポール(17:30)→羽田(翌日01:00)運航日:3/1以降の毎日
TR801 羽田(02:15)→シンガポール(08:30)運航日:3/2以降の毎日

シンガポール-那覇(12/15から)
TR834 シンガポール(02:15)→那覇(08:20)運航日:12/15以降の月水日
TR835 那覇(09:20)→シンガポール(13:45)運航日:12/15以降の月水日

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