全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)など国内の航空12社が発表したお盆期間の予約状況によると、国際線はハワイが好調で、ANAの予約数がお盆の過去最多を記録した。JALはハワイのほか、北米や東南アジアなどが好調に推移している。一方で国内・国際線の予約率は、FSC(フルサービス航空会社)とLCC(低コスト航空会社)ともに前年同期を下回るところが目立った。対象期間は8月8日から17までの10日間。
航空各社が発表したお盆期間の予約状況(各社の発表資料からAviation Wire作成)
12社の発表値を合計すると、予約数は国際線が前年同期比7.8%増の63万1326人、国内線は0.4%減の334万9177人。提供座席数は国際線が7.9%増の77万1714席で、国内線は1.1%減の410万3052席となった。12社平均の予約率は国際線が0.1ポイント低下し81.8%、国内線は0.5ポイント上昇し81.6%となっている。
ANA
ハワイ方面を中心に好調な各社のお盆予約=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ANAの予約数は、国際線が前年同期比