全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)が7月29日に発表した2025年4-6月期(26年3月期第1四半期)連結決算(日本基準)は、純利益が前年同期比7.1%減の229億5300万円だった。通期連結業績予想は据え置き、純利益は1220億円(25年3月期比20.3%減)を見込む。また、納入が遅れているボーイング機は、期中に計画している4機を全機受領できる見通し。
—記事の概要—
・25年4-6月期
・26年3月期とボーイング機見通し
*JALの決算はこちら [1]。
25年4-6月期
4-6月期の売上高は6.2%増の5487億100万円、営業利益は21.2%増の367億8600万円、経常利益は2.5%減の359億1900万円で、売上高は第1四半期として過去最高を更新した。一方、経常益と最終益の減益要因は、前年同期は