仙台空港を拠点とするアイベックスエアラインズ（IBEX、IBX/FW）は7月28日、運航乗務員、客室乗務員、整備士の制服をリニューアルすると発表した。現行の2代目制服は2014年4月から着用しており、約11年半ぶりの刷新となる。3代目にあたる新制服は10月1日から着用し、就航25周年の記念日にあたる8月7日に仙台空港でデザインをお披露目する。
制服を10月にリニューアルするIBEX＝PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
新制服のコンセプトは「Sustainability」「Culture」「Community」「Challenge」の4つ。4色のコーポレートカラーを配置するほか、拠点とする仙台の地域色を打ち出したものに仕上げた。仙台を中心に百貨店を展開する藤崎（仙台市）と製作し、デザインは日本毛織（ニッケ、3201）の池内信夫氏が担った。
整備士の制服は初のオリジナルデザインで、現場の声を反映して製作。客室乗務員はワンピース、スカート、パンツの3つのスタイルを選択できるようにし、インディゴ気仙沼（宮城・気仙沼市）が監修したスカーフを採用した。パイロットの制服は一部を藤崎グループの縫製工場「フジ・スタイリング」で製作する。
新制服の着用は10月1日の始発便を予定する。着用前の8月7日には、仙台空港1階のセンタープラザステージでお披露目する。
IBEXは、旧フェアリンク（FRI/FW）として1999年1月29日に設立。就航は翌年の2000年で、8月7日に1路線目となる仙台－関西線を開設した。2002年4月18日からは関空発着を伊丹に切り替えて関空から撤退し、2004年10月1日に現社名へ変更している。
「むすび丸」をデザインしたエプロンと現行制服を着用するIBEXの客室乗務員（両端）＝21年4月 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
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