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来年は「黒字じゃないでスター?」ジェットスター・ジャパン鈴木社長、機材導入「少しペース落とす」

 女優の桐谷美玲さんを新イメージキャラクターに起用したジェットスター・ジャパン(JJP)。2月24日の「ブランドアンバサダー」(宣伝大使)就任式後、桐谷さんはエアバスA320型機の18号機(登録番号JA18JJ)に「ご搭乗ありがとうございまスター☆」とのメッセージを、自身のサインとともに描いた。

サインした機体を紹介する桐谷さん=2月24日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JJPは現在、国内10都市に14路線を就航させており、機材数はA320が18機。2014年末までには24機に増機する計画だ。

 国内LCC(低コスト航空会社)の競合を見ると、ピーチ・アビエーション(APJ)は国内10路線と国際6路線の計16路線。ネットワークはJJPと同規模だが、11機のA320で運航している。一方、JJPは18機のうち、稼働する機体は14機にとどまる。

 機材稼働率が低い理由のひとつが、2012年10月に予定されていた関西空港の第2拠点(ハブ)化の度重なる延期だ。こうした状況の下、鈴木みゆき社長は今後の機材や路線計画をどう考えているのだろうか。