国土交通省航空局(JCAB)によると、2025年6月の航空機登録は、予約登録受付が5機、新規登録が7機、移転登録が12機、変更登録が2機、抹消登録が9機で、予約登録取り下げはなかった。
退役したピーチのA320 JA14VA=22年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
抹消登録では、ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下のピーチ・アビエーション(APJ/MM)が運航していた元バニラエアのエアバスA320型機(登録番号JA14VA)などがみられた。
ANAHDはピーチとバニラを2019年11月に統合。ピーチは統合時点でバニラが運航していた15機のA320ceo(従来型A320)のうち12機を引き継ぎ、ピーチ仕様に改修した。ピーチが運航しているA320ceoは7月12日時点で14機あり、JA14VAの退役で元バニラ機はこのうち3機となった。更新機材として、ピーチはA320neoを2020年10月から順次投入している。
新規登録と予約登録受付の中に、特定本邦事業者が運航するとみられる機体はなかった。
登録の詳細は下記の通り(予約登録受付→新規登録→移転登録→変更登録→抹消登録の順)。