ボーイングの2025年4-6月期(第2四半期)実績は、民間機引き渡しが前年同期比58機(63.0%)増の150機で、2四半期連続で前年同期を上回った。主力小型機の737 MAXに加え、中型機の787の納入回復が奏功した。受注は402機(17.0倍)増の427機で、カタール航空(QTR/QR)が大量発注したことにより、前年同期を大きく上回った。競合のエアバスは4-6月期に170機(前年同期181機)を引き渡し、214機(同157機)を受注した(関連記事 [1])。
—記事の概要—
・引き渡し
・受注
・25年4-6月期 納入と受注
引き渡し
787と777Xを発注したカタール航空(ボーイング提供)
機種別で見ると、引き渡しは737が