エアバスの2025年4-6月期(第2四半期)の引き渡しは、前年同期比11機(6.1%)減の170機だった。受注は57機(36.3%)増の214機となった。主力小型機のA320ファミリーは、納入が前年同期の実績をやや下回った。一方で6月にパリ航空ショーが開催されたことからワイドボディー(広胴・双通路)機の受注が相次ぎ、A350-1000型機とA330-900(A330neo)がいずれも好調だった。競合のボーイングは4-6月期に150機(前年同期92機)を引き渡し、427機(同25機)を受注した(関連記事 [1])。
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・25年4-6月期 納入と受注
引き渡し
受注が好調だったA330neo=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
機種別で見ると、引き渡しはA320シリーズが