国土交通省は6月20日、今年3月に起きた飲酒逸脱検査に関与したスプリング・ジャパン(旧春秋航空日本、SJO/IJ)の元機長(解雇処分済み)に対し、航空法に基づく行政処分を行った。当該便の元機長「操縦士A」を90日間の航空業務停止とした。
国交省が飲酒逸脱検査に関与したスプリング・ジャパンの元機長に行政処分(資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
元機長による飲酒逸脱検査は、3月18日の北九州発羽田行き貨物便IJ444便(エアバスA321ceo P2F型貨物機、登録記号JA82YA)で発生。元機長は北九州空港へ出勤時にアルコールが残っていたことからアルコール検査を直ちに受けず、