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4月の空港定時出発率、日本勢全3部門でトップ20入り ラージ2位に新千歳=英Cirium

 英国のデータ分析会社「シリウム(Cirium)」が公表した、2025年4月の空港別の定時出発率によると、定期便の提供座席数が最も多い「ラージ(大規模)」部門でリヤド(サウジアラビア)のキング・ハーリド国際空港が2カ月連続でトップとなった。日本勢は3部門すべてでトップ20入りし、このうち新千歳空港はラージ部門で2位となった。

4月の定時出発率でラージ部門2位に入った新千歳空港=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 空港別のデータでは、定期便の提供座席数が多い順に「ラージ(大規模)」「ミディアム(中規模)」「スモール(小規模)」と分類。定刻に対して15分未満の遅延を「定時出発」と定義している。各空港とも予定されていた便に対し、月間の実運航の発着データが80%以上取得できたものを対象とする。

 2024年までは、大規模部門のうちアジアや欧州、北米など3地域以上に運航する空港を、発着規模が最も大きい「グローバル」部門としていたが、今年はカテゴリーから除外した。

—記事の概要—
大規模空港
中規模空港
小規模空港

大規模空港

 大規模空港の「ラージ」部門の首位は、リヤドのキング・ハーリド国際空港が獲得。定時出発率は91.17%、運航便数は