成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)が5月29日に発表した2025年3月期通期連結決算によると、純利益が3.49倍の351億4400万円だった。国際線と国内線を合わせた総旅客数が2019年度以来5期ぶりに4000万人を突破し、訪日客が2000万人を超え過去最高を記録したことにより、2期連続で最終黒字となった。
2026年3月期の業績見通しは、老朽化施設の更新による安全対策などのコスト増により、増収減益を予想している。
—記事の概要—
・25年3月期
・26年3月期予想
25年3月期
25年3月期の純利益が2期連続で最終黒字となった成田空港=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
売上高は