日本貨物航空(NCA/KZ)は、CO2(二酸化炭素)排出の削減など運航データの「見える化」につながる仏OpenAirlines(オープンエアラインズ)社のソフトウエア「SkyBreathe(スカイブリーズ)」を導入する。NCAは燃料使用量の適正管理と運航効率向上の両立を進めており、SkyBreatheの導入はその一環となる。日本でSkyBreatheを導入するのはNCAが初めてで、NCAとOpenAirlinesの両社は5月13日に在日フランス大使館で調印し、概要を説明した。
SkyBreathe導入へ調印後握手を交わすNCAの本間社長(左)とOpenAirlinesのニテンバーグ氏=25年5月13日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire
—記事の概要—
・AIがビッグデータ解析
・「比較データを客観分析できる」
AIがビッグデータ解析
SkyBreatheは、機体から取り出したビッグデータをAI(人工知能)が計算するソフトウエアで、CO2排出削減と燃料コストの削減につながるデータを航空会社に提供。同ソフトを活用することで、