ボーイングが現地時間4月23日に発表した2025年1-3月期(第1四半期)決算は、純損益が3100万ドル(約44億2400万円)の赤字(前年同期は3億5500万ドルの赤字)で、11四半期連続の最終赤字となったものの、赤字幅を大幅に圧縮した。2024年は737-9(737 MAX 9)のドアプラグ脱落事故や、ストライキによる生産停止が影響し、通期で減収が続いていたが、民間機の納入が回復したことで5四半期ぶりの増収となった。
民間機の納入増で5四半期ぶりの増収となったボーイング=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
売上高は18%増の