全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)など国内の航空12社は4月18日、ゴールデンウイークの予約状況を発表した。対象期間は26日から5月6までの11日間。国際線はアジアと欧州を中心に好調な一方、国内線の予約率はANAとJALを除き、FSC(フルサービス航空会社)とLCC(低コスト航空会社)ともに前年同期を下回るところが目立った。今年のゴールデンウイークはカレンダー上の平日が多く、まとまった連休とならない日並びの悪さが影響しているとみられる。
航空各社が発表したゴールデンウイークの予約状況(各社の発表資料からAviation Wire作成)
12社の発表値を合計すると、予約数は国際線が前年同期比12.7%増の62万5718人、国内線は1.1%減の283万4831人。提供座席数は国際線が9.0%増の83万2024席で、国内線は3.0%減の430万6839席となった。12社平均の予約率は国際線が2.5ポイント上昇し75.2%、国内線は1.2ポイント上昇し65.8%となっている。
ANA
アジア・欧州方面を中心に好調な各社のゴールデンウイーク予約=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
ANAの予約数は、国際線が前年同期比