成田空港のLCC専用第3ターミナルが4月8日で開業10年周年を迎えた。同ターミナルの発着便が最多であるジェットスター・ジャパン(JJP/GK)の田中正和社長は、空港を運営する成田国際空港会社(NAA)が計画する「ワンターミナル」構想について、「料金がどうなるかが一番気になる」と語った。
開業10年周年を迎えた成田空港第3ターミナル=25年4月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
NAAは2029年3月31日に供用開始を予定しているC滑走路をはじめ、空港の機能強化を進めており、現在3つあるターミナルを新たに建設するターミナル1つに集約する「ワンターミナル」とする計画を、C滑走路の供用開始後に本格化させる。
ジェットスター・ジャパンの田中社長は「第3ターミナルはほかのターミナルと比べると料金が安いのはLCCとして助かっている。ワンターミナルの計画は施設云々の話もあるが、やはり料金がどうなるかが一番気になるところだ」と話す。
成田空港第3ターミナルで取材に応じるジェットスター・ジャパンの田中社長=25年4月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
15年ほど前は、海外でもLCC専用