トキエア(TOK/BV)の3号機となるATR42-600型機(登録記号JA03QQ)が4月2日夜、新潟空港へ到着した。

トキエアの3号機となったATR42-600(ATR提供)
現在のトキエアの機材はATR72-600型機(1クラス72席)が2機。ATR42は1クラス46席を予定している。航空機の位置情報を提供するウェブサイト「フライトレーダー24(Flightradar24)」によると、3号機は那覇空港を午後6時1分すぎに離陸し、新潟空港には午後9時12分すぎに着陸した。
3号機は、ATRの最終組立工場がある仏トゥールーズのブラニャック空港を現地時間2024年12月2日に出発。経由地はギリシャのイラクリオン国際空港、エジプトのカイロ国際空港、アラブ首長国連邦のドバイ国際空港、インドのハイデラバード空港、タイのドンムアン空港、台湾の台北松山空港を経て、同月7日に那覇空港へ到着した。那覇で必要な整備作業などが終わり、新潟へフェリー(回航)した。
トキエアは計画から約2年遅れとなる2024年1月31日に就航。新潟-札幌線が1路線目で、同年4月26日に2路線目の新潟-仙台線を、9月27日には3路線目の新潟-中部線を開設した。このうち、仙台線は3月30日から運休し、夏休みにあたる7月26日から8月31日までは運航する。また、新潟-神戸線を3月30日に週4往復で開設した。
3号機
・ATR、トキエア3号機ATR42の写真公開 [3](24年12月6日)
・トキエア、3号機の機内写真公開 [4](24年10月9日)
・トキエア、3号機ATR42の写真公開 [5](24年9月24日)
トキエア
・トキエア、神戸就航 仙台は運休 [6](25年3月30日)
・トキエア、仙台3/30運休 夏休みは期間運航 [7](25年2月27日)
・トキエア、中部減便 6/30まで週4往復に=夏ダイヤ [8](25年2月3日)
・新潟のトキエア、中部就航 ATR72で3路線目 [9](24年9月27日)
・トキエア、新潟-仙台就航 夏前に週7日運航へ [10](24年4月26日)
・トキエア、丘珠からも出発 週4日運航でスタート [11](24年1月31日)
・トキエア、新潟-札幌初便が出発 2年遅れで就航 [12](24年1月31日)