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「桃の恩返しを沖縄に」ピーチ、那覇第2拠点化で東南アジア需要獲得へ

 ピーチ・アビエーション(APJ)の井上慎一CEO(最高経営責任者)は2月7日、関西空港に次ぐ拠点となる那覇空港の発着便について、ロードファクター(座席利用率、L/F)は70%から75%を目指す方針を示した。

沖縄に「桃の恩返しをしたい」と語るピーチの井上CEO=2月7日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 APJは2012年10月から那覇のLCC専用ターミナルに国内線を就航させており、10日からは1月末に完成した国際線用施設の使用を始める。7月19日には那覇-福岡線を新設すると同時に、那覇を第2ハブ(拠点)として運用開始。エアバスA320型機を那覇でも整備できるようになり、柔軟な路線展開が可能になる。

 同ターミナルで報道各社の取材に応じた井上CEOは、「関空からは