全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAグループは、国際線旅客が航空券購入時に支払う燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)のうち、2025年度の適用額を引き上げる。燃油価格の上昇などコスト高騰によるもので、10%程度の値上げとなる。ANAが燃油サーチャージ価格の基となる「改定基準テーブル」を見直すのは2022年度以来3年ぶり。
25年度の燃油サーチャージを10%程度値上げするANA=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
燃油サーチャージは、シンガポールケロシンの市況価格と為替レートの各平均により決定。方面別に料金を設定し、