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F-16 Block 70、ブルガリア空軍に初納入

 ロッキード・マーチンは、F-16戦闘機の最新仕様「Block 70」をブルガリアに初納入した。ブルガリア空軍の近代化に向けた節目となる。

ブルガリア空軍に初納入されたF-16 Block 70(ロッキード・マーチン提供)

 納入記念式典は、現地時間1月31日の朝、米サウスカロライナ州グリーンビルで開催。ブルガリアのアタナス・ザプリアノフ国防大臣をはじめ、米ブルガリア両国の関係者が出席した。F-16は、ロッキード・マーチンのグリーンビル工場で製造されている。

 ブルガリアはF-16 Block 70を計16機発注。F-16の導入により、作戦能力の強化を図る。ロッキード・マーチンの統合戦闘機部門を統括するマイク・シューメイカー副社長兼ゼネラルマネージャーは「F-16はブルガリア空軍が地域の脅威に対処し、欧州および世界の平和維持任務において重要な役割を果たす」と述べた。

 F-16 Block 70は、ノースロップ・グラマン製のAESA(アクティブ電子走査アレイ)レーダー「APG-83 セイバー」や、先進のアビオニクス、1万2000時間の延長された構造寿命、自動地上衝突回避システム(Auto GCAS)などを搭載。ロッキード・マーチンによると、グリーンビル工場ではF-16 Block 70/72を計117機受注しており、このうち23機がすでに海外へ納入済みだという。

ブルガリア空軍に初納入されたF-16 Block 70(ロッキード・マーチン提供)

ブルガリア空軍に初納入されたF-16 Block 70(ロッキード・マーチン提供)

ブルガリア空軍に初納入されたF-16 Block 70(ロッキード・マーチン提供)

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Военновъздушните сили [1]
Lockheed Martin [2]

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