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JAL、第三者の不正マイル特典交換に注意喚起 ワンタイムパスワードはSMSに

 日本航空(JAL/JL、9201)は、第三者の不正ログインによるマイル特典の交換が発生しているとして、注意喚起を行っている。マイル会員制度「JALマイレージバンク(JMB)」の会員番号にあたる「JMBお得意様番号」とパスワードを詐欺などで入手し、不正ログインする手口のほか、メールアカウントを乗っ取り、ログインに必要な「ワンタイムパスワード」を盗み取るケースも発生しているという。

第三者による不正ログインに対して注意喚起するJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALは対策として3点を挙げた。特典交換などで必要になるワンタイムパスワードの通知先を、メールアドレスから携帯電話番号を使用するSMSに変更すること、定期的に自身の保有マイル数夜登録情報の確認、パスワードの定期的な変更を呼びかけている。

 JALは26日午前7時24分から、社内外を繋ぐネットワーク機器に対するサイバー攻撃を受け、社外システムと通信するシステムに不具合が発生していると発表したが、本件は発生前の24日にJALのウェブサイトへ掲載された。

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