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ボーイング、787を月産10機に 増産後初のロールアウト

 ボーイングは現地時間1月24日、生産レートを月産10機に引き上げ後初の787型機がロールアウトしたと発表した。同機は787-8で、通算155機目の機体。

月産10機に増産後初の787=14年1月 PHOTO: Paul Gordon/Boeing

 米国の航空機リース会社ILFC(インターナショナル・リース・ファイナンス・コーポレーション)へ引き渡され、アエロメヒコ航空(AMX)が運航する。メキシコシティ-ロンドン線に投入される見通し。

 双通路機(ワイドボディー機)での月産10機は過去最高の生産レート。787はこれまでに、2012年11月に月産5機、13年5月に月産7機と生産レートを引き上げており、今回で3度目となった。787の生産拠点はワシントン州エバレットと、サウスカロライナ州ノースチャールストンの2カ所。

 787は世界60顧客から1030機受注しており、これまでに16顧客へ115機を引き渡している。

関連リンク
Boeing [1]
ボーイング・ジャパン [2]

ボーイングとILFC、アエロメヒコ航空に787初号機納入 成田線は10月から [3]