11月10日から16日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、仏ATRのSTOL(短距離離着陸)型ターボプロップ機「ATR42-600S」開発中止の記事でした。
初飛行するATR42-600S(ATR提供)
第1位 ATR、STOL型ATR42-600S開発中止 トキエアが導入意向 [1]
ATRは現地時間13日(日本時間14日)に、ATR42-600型機のSTOLタイプであるATR42-600Sの開発中止を発表。サプライチェーンのひっ迫が続いていることや、短い滑走路で離着陸できる機体のニーズが減少傾向にあることから判断したとしています。
日本の航空会社では、佐渡空港への就航を計画しているトキエア(TOK/BV)が導入意向を示していましたが、計画見直しが不可欠となりました。
また、トキエアとは別に、東京都の離島、小笠原へのATR42-600S就航も期待されていましたが、こちらも空路開設となれば別の機材を選定する必要があります。小笠原は採算性の低さなど、機材以外にも課題が多いです。