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機体後部接触する角度で滑走 JA701J羽田尻もち事故

 羽田空港で3月31日に発生した日本航空(JAL)の上海発羽田行きJL082便がA滑走路(34L)に尻もちをついた事故で、国土交通省の運輸安全委員会(JTSB)は4月25日、調査の進捗状況を発表した。JTSBが行ったDFDR(飛行記録装置)の分析によると、約20秒間機体後部が滑走路と接触する可能性がある状態だったことが判明した。(最新記事はこちら [1]

 当該機のボーイング777-200ER型機(登録番号JA701J)については、機体に問題は発生していなかったとの現段階での見方を示した。

羽田空港で尻もち事故を起こしたJA701J=12年1月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JTSBによると、当該機の損傷状況は機体後方下部に長さ約11メートル、幅約50センチメートルの擦過痕(すり傷)があり、