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7月の日本国内線、前年超え アジア国際線はL/F微減=IATA旅客実績

 IATA(国際航空運送協会)の2024年7月世界旅客輸送実績によると、国際線と国内線の合計は、座席供給量を示すASK(有効座席キロ)が前年同月比7.4%増、有償旅客の輸送距離を示すRPK(有償旅客キロ)が8.0%増となった。ロードファクター(座席利用率、L/F)は0.5ポイント上昇の86.0%だった。日本の国内線はRPKの前年同月割れが続いていたが、7月は前年を上回った。国際線のアジア太平洋は堅調な回復が続くものの、L/Fは前年を下回った。

7月の世界旅客輸送実績(前年比、IATAの資料からAviation Wire作成)

―記事の概要―
国内・国際線合計
国際線
国内線

国内・国際線合計

回復した7月の日本国内線(資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 対象は日本を含むアジア太平洋と、欧州、北米、中東、中南米、アフリカの6地域で、航空会社の国籍を基準に調査。国際線と国内線の合計を地域別で見ると、アジア太平洋地域は