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LCCの利用率9割前後と好調 年末年始の利用実績

 日本航空(JAL、9201)や全日本空輸(ANA、9202)、スカイマーク(SKY、9204)など航空各社は1月6日、年末年始(12月20日から1月5日まで)の利用実績を発表した。就航から2回目の年末年始を迎えた国内LCC(低コスト航空会社)のロードファクター(座席利用率、L/F)は9割前後と好調で、日本人の移動手段として定着したと言える。

LCCの利用率が9割前後と好調だった年末年始の利用実績=13年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 フルサービス航空会社(FSC)のJALとANAは、ともに国際線が8割前後、国内線が7割前後となり、昨年の年末年始は尖閣諸島問題の影響を受けた中国線は、JALが78.1%、ANAが65.6%と回復傾向がみられた。また、日並びの良さで米国線や欧米線など長距離国際線が好調だった。

 一方、SKYは旅客数が前年比で11.3%増加したが、L/Fは5.1ポイント減の68.2%にとどまった。

JAL

 JALの旅客数は国際線が