英国のデータ分析会社「シリウム(Cirium)」が公表した、2024年7月の空港別の定時出発率によると、発着規模が最も大きい「グローバル」部門でボゴタ(コロンビア)のエルドラド国際空港がトップとなった。羽田空港は7位で上位5空港から脱落したものの、トップ20に4カ月連続でランクインした。また那覇空港などほかの日本勢もカテゴリーの首位は逃したものの、各部門でトップ20入り。好調が続いている。
羽田空港など日本勢が好調だった7月の定時出発率=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
空港別のデータでは、定期便の提供座席数が多い順に「ラージ(大規模)」「ミディアム(中規模)」「スモール」と分類。定刻に対して15分未満の遅延を「定時出発」と定義している。各空港とも予定されていた便に対し、月間の実運航の発着データが80%以上取得できたものを対象とする。また大規模部門のうちアジアや欧州、北米など3地域以上に運航する空港を、発着規模が最も大きい「グローバル」部門とした。
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グローバル空港
発着規模が最も大きな「グローバル」部門では、ボゴタのエルドラド国際空港が首位を獲得。定時出発率は